○ノルウェー海難救助協会
Veristasveien3 1322Hovik Tel +47−67577777 Magnus A.Stene事務局長(退役海軍少将) Lars Spigseth Spildo海上担当マネージャー 1.設立の目的および活動 「ノルウェー海難救助協会」(NSSR:THE NORWEGIAN量0CIETYFOR§EA旦ESCUE。ノルウェー語では、NORSKSELSKABTILSKIBBRUDNES旦EDNINGで、その頭文字も「NSSR」と同一)は、国内各地の男女のボランタリー活動に支えられた人道的機関であり、一般的には、単に「救助協会」(THE RESCUE SOCIETY)という呼称で国民に知られており、1891年に設立された。 ノルウェー周辺海域での救助活動その他の支援活動を目的としており、海上安全のための情報提供も行っている。 ・協会の活動内容は次のとおりである。 ? 緊急サービス 通常、救助活動は、救助調整本部(RCC。法務省の管轄で、ノルウェー北部を担当するBODOと南部を担当するSOLAがある)及び地方の救助センター(警察の管轄で合計55カ所ある)の調整を受けて活動する。 この活動は国家補助を受けており、この補助は運行経費の主要な部分を占めている。 ? 沿岸パトロール レジャーボートの海難予防的措置としてパトロールを実施している。これは、支援、曳航、潜水サービス等を低料金で受けられる会員制度(有料)の下でおこなわれている。 ? パイロット・サービス 5力所のパイロット・ステーションに対して、陸一船間のパイロット輸送サービスを実施している。資金の確保を図るための方策である。 ? 漁網防護 2隻の救助艇が、海軍からの委託により、海軍沿岸警備隊と共同で漁網防護の業務を実施している。 ? 潜水サービス 常時70〜80名の潜水士が、漁船、レジャー・ボートや小型沿岸船舶に対するサービスを行えるようになっている。主要な業務は、船底の調査、プロペラに絡んだロープや漁具の除去、海水取り入れ口の調査等である。ノルウェーで最も多くの潜水士を有する組織の1
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